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    2014年上半期gnyuske選抜ベスト16曲(part2)

    2014.08.04 Monday

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      前々回の記事の続き。

      第2位『長い光』(AKB48 TeamA 5thAlbum『恋愛禁止条例(No2)』収録 前回順位:圏外)

      6分を越えるなかなかにプログレッシブな構成の美しい曲である。
      "ド"が着く程、歌謡曲チックな高橋みなみのソロ歌唱によるオープニング後、ロネッツの「Be My Baby」のイントロのあの有名過ぎるドラム(ドッ、ドドッ、ドッ、ドドッというあのリズム)が鳴り始め、ギターポップの見本のようなイントロが始まる。
      アイドルグループの宿命か、歌のボリュームが大きすぎるという特徴があるが、バックトラックのディストーションが強めのギターの音色にはどうしても心躍らざるを得ない。

      ピクシーズ、マイブラッディヴァレンタイン、ティーンエイジファンクラブ、ダイナソーJr,レディオヘッド(1stアルバム限定)・・数え上げたら切りが無いが、90年代のインディギターロックの香りがそこはかとなく漂うのだ(本当にそこはかとなくではあるが)

      ラストパートの「シャイニン、シャイニン、シャイニンスター〜」というコーラスは、レディオヘッド「I Can't」のような展開に聞こえてしょうがない(私の妄想であるが)
      そして、曲はロネッツのあのリズムで締めくくられる。最高のギターポップ。

      この曲の気になる部分と言えば、タイトルであると考える。何故に「長い光」か。
      愛する人を遠くの星に例えており、その星まで到達する光を「遠い光」では無く、「長い光」と表現している。
      遠い」という表現は、届かないこと、すなわち「諦め」を感じさせるのだが、「長い」という言葉を選ぶことで、到達することの困難さと同時に、この光は必ず遠くの星まで続いているのだというポシティブな感触を得ることができる。
      それはまさに、このグループのコンセプトを見事に表現しているタイトルであると言えるだろう。

      秋元康の歌詞からは、ふしぶしに近代詩辺りへの傾倒が見え隠れする時があるが、この表現などももしかしたら、そういった近代詩からの引用なのかも知れない(私は近代詩に全く明るくないので確認しようも無いが)
      また、松本隆のようなフレーズでもあるなと感じる。秋元康の松本隆へのコンプレックス(作詞家としてかなわないという苛立ちを持っていそうである)もかいまみえる、非常に興味深い作品である。

      2014年5月25日、岩手の握手会での事件以降、1週間程48グループは全公演を中止することになる。
      そして6月2日、スケジュールを変更して再開されたのは、高橋みなみ率いるTeamAの「恋愛禁止条例」公演であった。
      意図したことでは無いだろうが、再開の1曲目として「長い光」が演奏されたことにより、奇しくもこの曲は特別な意味をまとうこととなってしまったのである。

      動画は画質、音質ともにこれがベストだったので、現在の若手メンバーによる歌唱のを選んだ。
      しかし、聴けば聴く程、初期Radioheadにしか聴こえない。



      第3位『セーラーゾンビ』(AKB48 37thSingle『心のプラカード(TypeD)』収録予定 前回順位:未発表)



      同名ドラマの主題歌として、渡辺麻友、横山由衣、岩田華令のユニットである「ミルクプラネット」の曲である。
      (ちなみに、48グループは派生ユニットの名前のセンスが悪いと思うのは私だけであろうか。その点、つんく率いるハロープロジェクトは上手かったなあと思う。「ミルクプラネット」はその中でもかなりセンスの無いユニット名だと思うのだ)

      48グループ楽曲の主軸の一つであるモータウン風ポップス・・・と書いた所で改めて聴いてみると全然モータウンじゃない!
      でも、モータウン。何だろうと考えた所で思いついたのが、2000年代に活躍したイギリスのガールグループ、The Pipettesである。



      The Pipettesを初めとし、Lucky Soul、Little Birdy、The Like、The Schoolなど、60'sポップ及び、モータウン風の楽曲をモダンに演奏するバンドやグループが有象無象のように現れた時期が2000年代に一瞬あったのだが、今回の『セーラーゾンビ』はその流れをくんだ楽曲だと考えると一番合点がゆく。
      私はその手の音楽が大好物なので、当然この楽曲も悪いわけが無い。

      Bメロの渡辺麻友によるソロパートは戦慄すら覚えてしまう。
      かねてより、日本のダイアナ・ロスと成りうるのは彼女しかいないと考えていたのだが、総選挙1位、「クイーン・オブ・AKB」となった彼女のダイアナ・ロス化が今後加速していくことは間違い無いという確信の1曲である。


      第4位から、第16位まではパート3にて駆け足で書ききって、このシリーズは終わらせたい。

      続く

      JUGEMテーマ:音楽

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