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2017.01.13 Friday

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    2014年上半期gnyuske選抜ベスト16曲(part1)

    2014.07.02 Wednesday

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        早いもので、2014年も折り返し地点である。ということで、以前の記事で、2013年末に選ぶAKB48の私的ベスト20をしれっと発表していたが、今回は対象を広げて、48グループ全体の楽曲から、今私が考える選抜16曲を選定してみることにしよう。

       上半期は洋楽でも良いものはちょこちょこあったし、日本ではシャムキャッツという良いバンドを発見したりと収穫はあるにはあったが、相変わらず48グループの楽曲が最もスリリングで面白いという状況を覆すには至らなかったことを先にご報告しておきたいと思う。


      第1位『スマイル神隠し』(AKB48 3rdAlbum『次の足跡(TYPE B disc2 No1)』収録 前回順位:前回時未発表)


       各48グループから選抜された16歳前後の7名のメンバーから構成された「てんとうむChu」というユニットの楽曲。
      沸き上がるような90年代感を感じ取るのは私だけではないだろう。
       特筆すべきは、間奏のギターソロである。全く賛同を得ることはできないだろうが、私はこの部分を聴くと、90年代末のBlankey Jet Cityを思い出す。浅井健一が『赤いタンバリン』で弾いたようなギターだなと感じ、何故だが涙ぐんでしまうのだ。ザ・アイドルと呼ぶようなメンバーとBlankey Jet Cityのようなエモーショナルなギターサウンドというアンバランスさは、48グループの真骨頂と呼ぶべき魅力の一つである。
       開始5秒までのイントロは、モーニング娘のデビュー曲『愛の種』と全く同じであることにも触れておきたい。そして、すぐに入るサビのメロディーが『モーニングコーヒー』と酷似していることも90年代感をより増幅し、まさに90年代末に青春時代を過ごした私は感情を昂らせずにはいられない。
       
       歌詞についても触れなければならない(一応リンクを貼っておこう)

       http://www.kasi-time.com/item-70267.html

       年端もいかない少女達に、性的なメタファーを含んだ歌を歌わせるという手法は世界中の歌謡界で使われてきた手法である。秋本康が得意とするスタイルの一つとも言えよう。しかし、この曲から感じられるのは“死”の匂いである。出だしの歌詞からぞっと背筋が凍り付くような感覚を覚えてしまう。"神隠し"というモチーフが、より”あの世”感を高めていることは間違い無い。

       AH- カラフルな花が揺れる山の斜面で
       AH- 私はしゃがんでスマイル神隠し

       
       坪田譲治という、敬愛する児童文学の大作家がいる。今思い返せば、私が小学生の頃読んでいた彼の作品は、常に"死"を匂わせるものであった。幼少時代によくある、"あの世"と"この世"の境目が無いあの感覚を表現していたのだと思う。坪田譲治の作品で強烈に印象に残っているのは、文中で直接描かれないのに、"母の死"という子供にとって最も辛い出来事が描かれた作品である(タイトルが思い出せないのだが・・)。作中の少年の母が死んだのだということに気付いた小学生時代の私の、あの感情を何と表現したら良いか思いつかない。ただただずっと残っていた。そして『スマイル神隠し』を聴いたとき、20数年ぶりに思い出した。

       近田春夫が、週刊文春(クソ雑誌)の連載で、「前田敦子卒業後のAKB48は長い"終わり"の時期に入った」といった趣旨のことを書いていた。私も同感で言い得て妙だと感じたことを覚えている。出口無き拡大を続ける以外に道は無いだろう。5月の握手会での事件を乗り越えて拡大を続けるだろう。しかし、2014年1月22日に『スマイル神隠し』が発表されたときに、本当の"終わり"が始まったのだと思う(「終わりの始まり」この言葉使うの、すごく恥ずかしい・・)。そして、その役目を果たしたのが、グループの次世代を担う、期待の若手メンバー達であったのだ。

       これからも永遠の終焉劇が続く。私はこのことをネガティブな意味を込めて書いているわけでは無い。むしろその逆だ。楽しい時が終わりを迎える瞬間こそが、最も快楽を感じるという感情は多くの人にとっても共感できることだろうと思うからだ。最終回が永遠に続く幸せ、もしかしたら、そのような理想の世界が実現するのかも知れない。

       再び世紀末が始まったのだ。


       第2位は・・・といきたいところだが、力尽きたので次回以降の記事に回します。3位くらいまではガチ記事でがんばるけど、それ以降は一行くらいずつにしないと、16位に辿り着く頃には、2014年が終わってしまいそう。

      一応書いておくと、

      第2位『長い光』(AKB48 TeamA 5thAlbum『恋愛禁止条例(No2)』収録 前回順位:圏外)

      です。

       続く
       

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